火星の三角錐ピラミッド、一辺約152m! 三角錐?

これは誰も言わない? 発表しない? 極秘?
自分には公開に何の抵抗も無いが?
真実を公開するのに何か問題ある?

 

 

画像の場所

 

www.uahirise.org


画像は自由にダウンロード可だが、拡張子.jp2の高解像度画像データになるので、「HiView」(jp2画像を見る無料アプリ)をダウンロードしインストールする。
下記ページのメニューにある赤丸のもの。

 

 

 

インストールしたら画像JP2をダウンロードする。
下の様に「JP2」という場所の白黒「map-projected(847MB)」をダウンロードする。
下にカラーもあるが(379MB)なので解像度が低い。

 

 

 

ダウンロードした「PSP_009748_1785_RED.JP2」を「HiView」のアイコンにドロップして開くと簡単。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1辺が約152m程度と思われる三角錐ピラミッド。
周りに岩山もなく平地に作られたもので自然の造形ではない。
右上面が少し崩れているが、残り2面はしっかりしている。

 

 

■ 大きさの測定

Map projected scale
25 cm/pixel and North is up

とあるので、「HiView」でピラミッド画像を囲むようにドラッグしてピクセル数を表示させる。(拡大率に無関係にピクセル数が出る)

608×605 となった。

1ピクセルが25㎝なので計算すると、152m×151mほどの大きさになる。

 

 

月は人工物である

1968年12月21日アポロ8号が打ち上げられ史上初めて有人船が月を周回してそして帰ってきた。


その時に「巨大な奇妙な物」を撮影してきたのだが、その正体は未だに分かっていない。


今は無いようだが、月面から強力な光ビームをアポロが浴び写真に「黒飛び点」が写っていたのを見たことがある。


NASAはこれらの多くの画像を秘匿しているか、画像修正しているかの状態である。

 

 

そこで、未だに公開されている謎の画像を紹介する。
たぶんNASAも何なのか分かっていない物なので公開してるのかも?


NATIONAL ARCHIVES CATALOG 

catalog.archives.gov


サイズ 4400×4600 1.12MB

正式画像名称は 「AS08-18-2908」
左下に見える「Download」ボタンで。

 

 

この画像の向きは左側が月の北極で、位置は月の右脇側面にあたる場所である。
下の様に「危難の海A」~「スミス海B」~「ツィオルコフスキー (クレーター)C」のラインに重なるように存在している事で位置が判る。

 

 

 

 

90度右回転し、北極を上にした。

 

 

 

月の表側から見ると、「危難の海A」しか見えない。
よって地球からも見えない。

 

 

 

 

月の右側面から見る。

 

 

 

結局下の様に、扇形は地球に向いている・・
おいおい・・地球を狙っている何かなのか?
月から直接打たれる攻撃があるなら地球の核などいくらあってもゴミレベル?

 

 

長さ600~800kmもある異次元超遠距離砲なら、地球は秒速で降参するしかない!


どんな異次元の科学を持つのか見当も付かない相手。
これらを「全く無視してアポロ計画は勧められた」のだ。
その事を認識すべし。


(火星が現実にどうなったのかを知れば、地球の未来は疑問?)

 

 

 

 

 

■ 重要参考資料 ■

 

火星の三角錐ピラミッド

 

 

 

 

これは単なる岩山ではない。
1辺152mほどの大きさと思われる。
砂漠地帯に誰かが積み上げて作られたものとはっきり判るもの。
火星は荒れ果てているが、遠い過去には地球の様に緑も水も生命も溢れていたと思われる。
しかし現状はひどいあり様である。
どうしてそうなったかの理由はまったく不明である?

 

 

河川管理用通路(道路)は通行すると違法なのか?

基本的に「河川管理用通路(道路)」は「一般公道」では無いので、道路交通法の様なものは適用できない。
警察も管轄外である。

 

河川管理用通路(道路)は軽車両である自転車には最高の通路であるのだが、勝手に通っていいものか一応調べた。

 

下の様に、一応、車(自転車や人や一輪車などは通れるすき間がある)が通れないようにガードがある。

 

 

「河川管理用の通路です 一般車の通行はご遠慮下さい」と書いてある。
「ご遠慮下さい」ということは、道路交通法のような「侵入禁止」では無いという事である。
「遠慮しない人」は通っても仕方がないという程度のものか?
地元の人が車で堤防上の河川管理用通路を乗り越えて河川敷側にも行けるようにもなっており、完全な侵入禁止にはなっていないのである。

 

 

 

ネットで調査した。
例えば「北陸地方整備局」の例を示す。

 

https://www.hrr.mlit.go.jp/agagawa/oshirase/press/pdf21/210301.pdf


河川管理用通路の一般車両通行止めについて
令和3年3月1日
河川利用者への安全配慮のため、阿賀川・日橋川・湯川の堤防上にある河川管理用通路の通行規制を行うこととしました。ご不便をおかけすることがあるかと存じますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
【経緯】
河川空間は散策等住民の方々に自由に使用していただける憩いの空間であり、多様に利用されています。このため、河川堤防上にある河川管理用通路を一般車両が通行すると、他の利用者の安全が脅かされることとなります。
また、河川管理用通路は、一般車両が通行するためにつくられた道路とは異なり、河川管理用につくられた「河川巡視用の通路」であるため、通路幅も狭く、ガードレール等も整備されていない状況です。
近年、河川管理用通路で大きな交通事故が多数発生しており、死亡事故が発生した箇所もあります。会津で同様の事故が起きないよう、皆が安心して河川利用していただけるよう河川管理用通路の一般車両通行止めを行うこととしました。
【お願い】
別紙「河川管理用通路 一般車両通行止め計画図」のとおりバリケードを設置し、一般車両(自転車を除く)通行止めを行う施策について、ご理解・ご協力をお願いいたします。
本施策について、ご意見・ご質問等ございましたら、下記までご連絡願います。
・・・
国土交通省 北陸地方整備局
阿賀川河川事務所 管理課 管理係
メール:agagawa@hrr.mlit.go.jp

 

 


これは「国土交通省」の方針であり、山形県でも「最上川」沿いの河川管理用通路(道路)は国土交通省の管理であり、同じような扱いであると思われる。


一般車両(自転車を除く)
とはっきり書かれており、


「河川管理用の通路です 一般車の通行はご遠慮下さい」
には自転車は含まれないものと思われる。

 

 

 

 


自分が走ろうとしている「河川管理用道路」は最上川のカーブに沿って下の様にぐるっと回っており1周出来る。


1周すると約1.8kmである。
自転車でのんびりとグルグル回るのに最適なのである。


車は来ないし道路はきれいだし最高。
何周かすればちょうどいい運動になる。

 

 

 

ところでこの堤防は見ての通り最上川の流れから結構離れている。
実は令和2年7月29日、村山市長島地区に大洪水があって、その後かさ上げ工事などできれいに整備されたものである。

 

www.thr.mlit.go.jp

令和2年7月29日 大洪水

 

 

 

 

黒く見える部分と、左の白く見える部分は平らなので道路として結構幅がある。

 

筋肉痛と腱鞘炎に効く塗り薬?

筋肉痛なら「ロキソニン」「ボルタレン」辺りが普通か?

 

 

www.daiichisankyo-hc.co.jp


筋肉や関節の痛みへの対処法
湿布など外用鎮痛消炎薬の上手な使い方・選び方
「肩こりや腰痛、腱鞘炎など、筋肉や関節の痛みが出たときの強い味方になるのが外用の「鎮痛消炎薬(消炎鎮痛薬)」です。湿布などを使ったことがある方も多いでしょう。とはいえ、薬局やドラッグストアには湿布だけでなく、ゲル、ローションなどさまざまなタイプの鎮痛消炎薬が並んでいて、自分の痛みを改善するために何を選べばよいか迷う人も少なくありません。」

 

 

 

www.daiichisankyo-hc.co.jp


「くすりと健康の情報局 by 第一三共ヘルスケア
ステロイド外用剤の上手な使い方
ステロイドには、体の免疫反応を抑える働きがあり、アレルギーなどの過剰な免疫反応を抑えるには優れた効果が期待できます。ただし、長期に使用すると皮膚が委縮して固くなるなどの副作用も報告されていますので、医師や薬剤師などに相談して上手に使いましょう。

 

ステロイドのはたらき
炎症反応が起こると、細胞膜のリン脂質に結合しているアラキドン酸という物質から、酵素を介してロイコトリエン、プロスタグランジンという生理活性物質が作られ、それらの作用で痛みや炎症などの症状が起こります。
炎症を抑える成分のうち、ステロイド性抗炎症成分はプロスタグランジンを作る過程をステロイドはその前のアラキドン酸の働きを抑えるのでステロイドの方が非ステロイド性抗炎症成分よりも強力な抗炎症作用を発揮します。

 

その他、ステロイド成分には以下のはたらきがあります。


・抗炎症作用       炎症を促す物質の産生を抑制します。
・細胞増殖抑制作用    炎症反応を引き起こす細胞の増殖を抑えます。
・血管収縮作用           炎症部の血管を収縮させることで、患部の赤みを鎮めます。
・免疫抑制作用           抗体の産生を抑制します。

 

 

 

ロキソニンSゲル つらい肩・腰・関節の痛みの芯まで直接浸透して効く

成分 ロキソプロフェンナトリウム水和物
働き 炎症や痛みのもと【プロスタグランジン】をおさえます

 

 

 

上の図を見よ。
ロキソニンは痛みのもと「プロスタグランジン」を押さえて効く痛み止めということになる。

ステロイド薬はその前段の「アラキドン酸」を押さえて効くので、ステロイドの方がより強力な痛み止めということになるらしい。

しかし、ステロイド剤は「副作用」もあるため、敬遠されがちでもある。
ただ、皮膚科に行けば「ステロイド剤」の軟膏などが出される事も多いハズ。

 


市販されている「虫刺され」に効くローションタイプの塗り薬にも「ステロイド剤」が入っているものがある。

 

自分が頻繁に使用している「虫刺され」用の塗り薬は「マニューバEX11液」ステロイド剤が入っている。


もちろん「筋肉痛」ではなく、「虫刺され」「かゆみ」「湿疹」「皮膚炎」「かぶれ」「じんましん」「あせも」という効能にはなっている。

 

入っているステロイドは、
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」
という「アンテドラッグステロイド剤PVA」というものである。

 

「マニューバEX11液成分」

 

 

jp.rohto.com


「アンテドラッグステロイド」ってどんな医薬品?
ステロイドは非常によく効く抗炎症成分として活用されていますが、かねてから、患部ではより効果が高く、患部以外では作用のおだやかなものが望まれてきました。

そこで開発されたのがプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルなどのアンテドラッグステロイド成分。図のように患部で効果を発揮し、体内に吸収されると分解して、低活性の物質にかわります。このような性質の薬剤を、アンテドラッグといいます。

 

 

 

 

●「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」は比較的安全!


皮膚科で当たり前に使っているこの「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」というステロイドだが、医師が処方する軟膏の濃度は0.3%の軟膏である。

 

いっぽう「虫刺され」用に市販されている「マニューバEX11液」は、約半分の0.15%の濃度である。
よって顔などに使わなければ、安全と思われる。

 

ツルハドラッグ」で容量40mlで税込1,026円と安いのでお得

 

 

実は自分の場合は脚の「筋肉痛」や「腱鞘炎」にも使っている。
「肩こり」「腰痛」「関節痛」にも効くかもしれない?

 

朝・昼・晩と3回ぐらい塗れば「筋肉痛」「腱鞘炎」も和らぐ。
これは効能以外の使い方なので、あくまでも自己責任ということになる。

 

塗り過ぎは副作用の危険もあるので、塗ってから2~3時間様子を見るべし。
皮膚から痛みのある所まで浸透して行くのに時間が必要と思われる。

 

元々「手の指の腱鞘炎(バネ指)」の治療には「ステロイド」注射を炎症部に直接打つ。
結構痛い注射である。
過去に何回か経験しているのでよく知っている。
こういう治療をしないと腱鞘炎は短期ではなかなか治らないのである。

まあステロイドを打ちに医師の元に行くのも良いが、自宅で「マニューバEX11液」を塗ってゆっくり治せるならそれなりに楽勝かと!


自分としては結構効くと思うのだが?
「虫刺され」用だけではもったいない。

 

 

 

 

 

 

■ 比較

ロキソニンSローションa

50gローションで税込 1,665円(非ステロイド)
筋肉痛などの専用薬でやや高く、ステロイドではない。

 

ウナコーワエースL

30mlローションで税込 968円(マニューバEX11と同じステロイド配合)
マニューバEX11と同じ「虫刺され」用、同じ「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」が同じ%入っている。
(40mlに換算すると1,290円ほどになるのでマニューバEX11より少し高い?)

 

現代の3つの大嘘!

1.進化論


2.神話は実話がほとんど


3.月は人工天体

 

 

どれも「今の常識」で考えていては「騙されることを認めることとなる」。
つまり現在の常識の3つの間違い(大嘘)を述べるので、多くの人は常識を覆され、大きな抵抗があるだろう。
しかし「常識」となっていることが簡単には暴けない「大嘘」なのである。

 

 

1.進化論


一般にキリスト教などでは「創造論」である。
日本では「進化論」が当たり前のように振舞っているが、科学的な仕組みが何も証拠として挙げられていないものである。
猿が進化して人間になったというが、猿の遺伝子の仕組みをどう進化論が変えてきたのかは何も科学的に示されていないのである。
猿が勝手に人にならないよう遺伝子がある。
それを覆す科学的証拠は何も示されていない。
要するに「偶然の連続」が当たり前に起こったと、都合のいい非科学的な事を当たり前に言っているだけである。
結果ありきで作られたものであり「進化論」の証拠は何もないと考える。
これは科学では無い、まるで「宗教」「信念」のようなものである。

 

 

 

 

2.神話は実話がほとんど


日本の代表的なものと言えば「竹取物語(かぐや姫)」である。
この物語の作者は、この話を本当に「自分の頭で創り出した物語」として書いたものであろうか?
現代の科学小説とも思われるほどの内容!
遠い過去の人物が、あのような現代風とも思われる物語を創ることは不可能と思われる。
むしろ「実話」を物語としてまとめたものとしか考えられないのである。
我々は「神話」などと聞けば、「創られた話」と常識的に思うように既に「洗脳」されているのである。
世界中の無数の「神話」が、凄すぎる想像力のある作者によって作られたとはとても思えないのである。
「実話」(見聞きしたものも含む)を残すということなら無数の「神話」がある事の理由が判るのである。

 

 

 

3.月は人工天体


月の存在を真の科学で説明することは不可能である。
太陽と同じサイズに見える位置に月が偶然に位置する事は自然ではあり得ないのである。
月は大き過ぎ、地球サイズに見合わない大きさであり太陽系唯一の状況である。
ほぼ真円の軌道をとる理由も全く説明が付かない。
月は月面に衝撃を受けると、釣り鐘のように振動するのである。
これはどう考えても「人工物を人工的に配置した」ものである。
こうした事で、月で多くのUFO現象が見られるのも当たり前なのである。

 

 

 

これら3つを考慮すれば自ずと見えて来るものがあるだろう。
「ああそうか?」で終わらしてはいけない何かがあると思うのだが?

 

 

超強力磁石治療ならダイソーの磁石でいいかも?

「磁石治療器」というと「×××エレキバン」とかある訳だが、12粒入り804円とか結構高い!
換算で1枚67円ほど。


最近ワイド版(長さ25mm)が出て6枚入り977円とか。
換算で1枚162円ほど。


ワイドはCMで821%の売り上げに伸びたという驚異的なもの!

prtimes.jp

 

しかし1枚162円は使い捨てなら高いと思うのだが?
(磁束密度80ミリテスラ)

 

 

ここは使い捨てにしない方法で、自分でバンバンすべきかと思う。

 

 

その点、ダイソーの磁石なら110円で買えるし超強力(直径23mm200ミリテスラ)
ツボや痛みのある所に貼れば強力に効くことは間違いない。

問題は貼り方。
もちろん貼るためのシートは付いていない。
しかしそこはアイデアである?

まず磁石を買うなら、下の場合一番大きな磁石1個入りを2つ220円で買う。

 

 

 

 

 

 

【 使い方 】

下図のように下着を磁石で挟むようにくっ付ければ終わり!
肌に直接貼るのではなく下着に付いているので、肌に優しい。
磁石だけなので、外側の磁石を外し、中の磁石を移動し場所を変え再び外側磁石で挟んで調整。
下着を脱いでも磁石の位置は変わらず付いたまま、再びそのまま着れる。
220円で永久に使える安さがうれしい!
肩こりなどには効き目充分すぎかも!

 

 

 

 

 

あなたはご存知?「カンジダ・アウリス」最強真菌感染症

実は「新型コロナ」の影に隠れて別物の菌(真菌・カビ菌)が猛威を見せる気配。
真菌といえば代表的なものは「白癬菌による水虫」である。
他に背中にできる「マラセチア毛包炎」も真菌が原因である。
その真菌仲間の「カンジダ・アウリス」がインド方面や米国で猛威を振るっているらしい。
最近、新型コロナが下火になり海外からの入国者が増加している中、このような感染症真菌が過去最強の状態で現れている。
日本も新型コロナが下火だと安心しては居られない状況になってきた。

 

カンジダ・アウリス」は4種類ほど「日本型」「インド型」「南アフリカ型」「南アメリカ型」あるらしいが、問題なのは「インド型」らしい。
抗真菌薬への耐性があり、現在のほとんどの薬は効かないらしい。

 

カンジダ血症の死亡率は?
菌血症における分離頻度が高いことに加え、カンジダ血症の致死率が30~50%程度と高いことからは、カンジダ属は黄色ブドウ球菌等と同様、極めて注視すべき血流感染症の原因微生物(真菌)である。

 

 

 


https://www.niph.go.jp/h-crisis/archives/395188/
カンジダ・アウリス(Candida auris)感染症について(2024年2月13日)
感染症エクスプレス@厚労省】Vol.506(2024年2月9日)
皆さまは、海外では多剤耐性カンジダ・アウリス(Candida auris)によるアウトブレイク事例が多数報告されているのをご存じでしょうか。
   カンジダ・アウリスは、2009年に本邦より初めて報告されたカンジダ属病原菌種であり、現在は世界各国で感染症例の発生があります。
   本邦で報告されているのは主に抗真菌薬への感受性の高い非侵襲性のカンジダ・アウリスですが、インド・アフリカ・米国・欧州など多くの国では本邦とは異なる系統の多剤耐性株による侵襲性感染症となっています。
   カンジダ・アウリスは薬剤耐性(AMR)対策の観点から非常に重要な真菌種であり、複数国の分離株の薬剤感受性を調べた研究では93%がフルコナゾール耐性であり、35%がアムホテリシンB耐性、41%が2系統以上の抗真菌薬に耐性があり、臨床現場で使える全ての抗真菌薬に耐性を示す報告もありました(1)。
   カンジダ・アウリスは高い薬剤耐性に加えて、感染制御の困難さから、世界保健機関(WHO)は真菌優先病原体リストの1つとして位置づけています(2)。
   昨年、国内初となる海外株による真菌血症による死亡例が報告されており、今後国内での事例の発生に注意が必要です。
  カンジダ・アウリスによる感染症を疑った場合は、厚生労働省国立感染症研究所等のホームページ等を活用しつつ、最寄りの保健所にご相談下さい。

 

 

 

 

https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/190808529598/


カンジダ・アウリス(日本で分離された株の顕微鏡像)

 

新発見の恐るべき真菌、カンジダ・アウリス
2019年08月08日 06:00
真菌とはカビのこと。真菌が起こす病気を真菌症と呼び、最も有名なものは白癬菌による水虫だが、患部が皮膚にとどまらず全身の感染症を生じる例もある。
 カンジダ・アウリス(Candida auris)は、2009年に日本から報告された新しい真菌である。70歳の女性の耳だれから見つかったため、ラテン語で耳を意味するaurisと名付けられた。発見当初は高齢者で外耳道炎を起こす程度で、病原性は高くないと思われていたが、今やこの真菌が各国の病院や老人施設で死亡例を含む集団感染を引き起こし、世界的流行(パンデミックと呼ばれる)となっている。発見者である帝京大学大学院医真菌学教授の槇村浩一氏に話を聞いた。

 

 槇村氏は、病気を引き起こす真菌を専門とする日本では数少ない医真菌学者だ。「カンジダ属の代表であり、カンジダ症の最大の原因となるカンジダ・アルビカンスは丸くて大きいが、日本で見つかるアウリスは小さくて形はいびつだ(図1)」と言う。アウリスが重篤な全身感染症の原因となることを、初めて報告したのは韓国である。2011年、アウリスが血液を介して全身に広がる敗血症の原因となった3例を見つけたのだ。その後の拡散は速やかで、インド、パキスタン南アフリカベネズエラ、英国、米国、クウェートイスラエル、コロンビア、中国などから続々と報告されるようになった。

 

アウリスは発見も消毒も治療も困難
 アウリスには厄介な問題点が幾つもある。まず、免疫機能の低下した例において重症の全身性感染症を引き起こす点だ。死亡率は30〜40%と推定されている。その最大の理由は、抗真菌薬の効かない菌が多いこと。アウリスの9割は最もよく使われる抗真菌薬のフルコナゾールに耐性を示し、5割は複数の抗真菌薬が効かない多剤耐性、4%はどの薬も効かないといわれている。

第二に、菌種の特定が困難な点が挙げられる。この真菌は新種であるため、従来の検査法では見つけることができない。アウリスを意識して特殊な方法を取らないと、見つからないのである。発見の遅れは、治療の遅れ、拡散防止の遅れに直結する。槇村氏は、大学にカンジダ・アウリス・レファレンスセンターを立ち上げた。怪しい真菌を送ってもらえれば、同定や分析を引き受けるという。
 第三の問題点は、環境に定着しやすく消毒が困難な点だ。今年(2019年)4月、ニューヨーク・タイムズに掲載された記事によると、ブルックリンのマウント・サイナイ病院でアウリスに感染した高齢の男性が亡くなったが、病室の至るところにこの菌が残っており、病院は根絶のため「天井やタイルの一部を剝がした!」という。にわかに信じ難い話だが、アウリスはそうした環境でも数週間は生きられることが確認されているという。

 

日本もアウトブレイク対策を怠るな

日本では強い病原性を示さなかったアウリスが、海外で多くの死者を出しているのはなぜか。槇村氏は、遺伝子型の違いを指摘する。米疾病対策センター(CDC)がゲノムシークエンスという方法で詳細に分析したところ、アウリスには4つのタイプがあることが分かった。東アジア株、インド株、南アフリカ株、南米株である。その違いは大きく、病原性や薬剤耐性にも影響を与えている。
 日本や韓国の東アジア株は、病原性は低く、抗真菌薬が比較的効果を発揮する。これに対してインド株は、致命率も耐性率も高い。英国でも米国でも多くの施設でアウリスの院内感染が発生しているが、南アフリカ株が主体の英国では今のところ死者は出ていない。これに対し米国では、州によって異なるもののインド株が多いとされ、死亡例も発生しているという。
 米国での感染例に関しては、最近、インドや南アフリカ共和国ベネズエラなどで医療機関に滞在した人が関与しているとの報告がある(図2)。となると、気になるのが中国で昨年、インド株によるアウトブレイクが起きた点だ。中国人観光客の増加や医療ツーリズムの流行を考えると、日本でのアウリスのアウトブレイクは間近に迫っていると同氏は指摘する。

カンジダ・アウリスの国際的流行状況(2019年5月末まで)

(米疾病対策センター公式サイトより改変)

アウトブレイクが起き、死者が出てから大騒ぎするのではなく、今できる準備をしておこう」と呼びかける。大事なのは、高病原性のアウリスが国内に最初に現れたとき、そこで封じ込めること。CDCの真菌部門の責任者であるチラー氏は、「アウリスは一度、環境に定着してしまうと本当に大変。最初に抑え込むべきだ」と語ったという。そのためには、まず、医療従事者に対する啓発を進めること、そしてガイドラインを整備し、いざというときへの備えを固めておくべきだと、同氏は提言している。

 

 

 

 

https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2619-related-articles/related-articles-528/12531-528r04.html


NIID 国立感染症研究所
PUBLISHED: 2024年2月27日

国内におけるCandida aurisの施設内アウトブレイク対応の備え
IASR Vol. 45 p22-23: 2024年2月号

 

Candida auris(C. auris カンジダ・アウリス)は血流感染症等の侵襲性感染症を起こすこと, 抗真菌薬への耐性が多く認められ, 感染症を起こすと治療が困難であり致命率が高いこと, 施設内感染の発生やその感染制御が困難であること, から国際的に問題となっている真菌である1,2)。

近年諸外国において急速な感染例の拡大がみられており, 医療機関のみならず人工呼吸器に対応する介護施設等においてもアウトブレイク事例が複数報告されている3)。本稿では, 今後発生が懸念される施設内アウトブレイクに備えた国内の体制と対応について紹介する。

 

国内の発生状況と報告体制
2009年に世界で初めて非侵襲性のC. aurisが国内で報告された4)。その後, 2020年に国内では確認されていなかったcladeⅠによる侵襲性感染症により死亡した症例が2023年に論文報告された5)。これを受け, 国内発生状況を把握するため, 厚生労働省厚労省)は自治体へ事務連絡6)を発出し, C. aurisによる感染が疑われる, あるいは診断した症例について報告を依頼した。報告対象は, ①起炎菌がC. aurisと確定, またはカンジダ属が分離されているがC. aurisと同定されていないC. aurisを疑う侵襲性感染症(血流感染症等)の事例, ②起炎菌がC. aurisと確定, かつ, 薬剤感受性試験でフルコナゾール, アムホテリシンB, エキノキャンディン系抗真菌薬のいずれかに耐性を示す局所感染症(外耳道真菌症等)の事例である。症例を探知した医療機関は, 最寄りの保健所へ連絡し, 管轄保健所が厚労省および国立感染症研究所(感染研)へ報告を行う。確定例は質量分析法または遺伝子検査により同定された症例と定義しているが, 質量分析法では誤同定される可能性が否定できない7)。そのため, 保健所等に分離菌確保・送付の協力を依頼し, 感染研にて遺伝子検査等による確認を実施している。また確定例は, 国や自治体が調査票等を用い症例の特徴を把握し, 対策に活かすことが想定される。

 

想定される施設内アウトブレイク対応
C. aurisは, 人の手を介した直接的な接触感染や, 環境表面を介した間接的な接触感染により伝播する。探知次第, その探知例との接触が疑われる人へのスクリーニング培養検査と施設内感染対策を実施する。スクリーニング培養検査は, 検査対象のうち52%が陽性となった報告もあることから8), 保菌者を含めた拡がりを把握するために重要である。検体採取部位は, 海外のガイダンスでは主に腋窩や鼠径部が推奨されているが2,9), 研究では, 鼻腔および手掌・指先が他の部位より分離頻度が高いとの報告もあり10), 資源等に応じた検体採取部位および対象範囲の検討を行う。施設内感染対策は, アルコール手指消毒薬による職員の手指衛生の徹底等の標準予防策に加え, 患者・保菌者の原則個室隔離や物品の専有化を含む厳重な接触予防策を実施する必要がある9)。接触予防策の解除については, 保菌者のスクリーニング検査において3回連続陰性が確認された後に, 再び菌が検出されたものは8%程度しかなかったという報告があるものの11), 国内外で明確な方針は定まっていない。また, C. aurisは環境表面で長期間生存し12), 体温計等の医療器具やベッド柵といった様々な環境からの分離が報告されているため3,11), 有効とされる薬剤(エタノール, 次亜塩素酸ナトリウム等)を適切に用いた環境消毒が重要である9)。加えて, 中長期的にみた抗真菌薬の適正使用や, 院内外へのコミュニケーションも対応の重要な要素である。