筋肉痛と腱鞘炎に効く塗り薬?

筋肉痛なら「ロキソニン」「ボルタレン」辺りが普通か?

 

 

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筋肉や関節の痛みへの対処法
湿布など外用鎮痛消炎薬の上手な使い方・選び方
「肩こりや腰痛、腱鞘炎など、筋肉や関節の痛みが出たときの強い味方になるのが外用の「鎮痛消炎薬(消炎鎮痛薬)」です。湿布などを使ったことがある方も多いでしょう。とはいえ、薬局やドラッグストアには湿布だけでなく、ゲル、ローションなどさまざまなタイプの鎮痛消炎薬が並んでいて、自分の痛みを改善するために何を選べばよいか迷う人も少なくありません。」

 

 

 

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「くすりと健康の情報局 by 第一三共ヘルスケア
ステロイド外用剤の上手な使い方
ステロイドには、体の免疫反応を抑える働きがあり、アレルギーなどの過剰な免疫反応を抑えるには優れた効果が期待できます。ただし、長期に使用すると皮膚が委縮して固くなるなどの副作用も報告されていますので、医師や薬剤師などに相談して上手に使いましょう。

 

ステロイドのはたらき
炎症反応が起こると、細胞膜のリン脂質に結合しているアラキドン酸という物質から、酵素を介してロイコトリエン、プロスタグランジンという生理活性物質が作られ、それらの作用で痛みや炎症などの症状が起こります。
炎症を抑える成分のうち、ステロイド性抗炎症成分はプロスタグランジンを作る過程をステロイドはその前のアラキドン酸の働きを抑えるのでステロイドの方が非ステロイド性抗炎症成分よりも強力な抗炎症作用を発揮します。

 

その他、ステロイド成分には以下のはたらきがあります。


・抗炎症作用       炎症を促す物質の産生を抑制します。
・細胞増殖抑制作用    炎症反応を引き起こす細胞の増殖を抑えます。
・血管収縮作用           炎症部の血管を収縮させることで、患部の赤みを鎮めます。
・免疫抑制作用           抗体の産生を抑制します。

 

 

 

ロキソニンSゲル つらい肩・腰・関節の痛みの芯まで直接浸透して効く

成分 ロキソプロフェンナトリウム水和物
働き 炎症や痛みのもと【プロスタグランジン】をおさえます

 

 

 

上の図を見よ。
ロキソニンは痛みのもと「プロスタグランジン」を押さえて効く痛み止めということになる。

ステロイド薬はその前段の「アラキドン酸」を押さえて効くので、ステロイドの方がより強力な痛み止めということになるらしい。

しかし、ステロイド剤は「副作用」もあるため、敬遠されがちでもある。
ただ、皮膚科に行けば「ステロイド剤」の軟膏などが出される事も多いハズ。

 


市販されている「虫刺され」に効くローションタイプの塗り薬にも「ステロイド剤」が入っているものがある。

 

自分が頻繁に使用している「虫刺され」用の塗り薬は「マニューバEX11液」ステロイド剤が入っている。


もちろん「筋肉痛」ではなく、「虫刺され」「かゆみ」「湿疹」「皮膚炎」「かぶれ」「じんましん」「あせも」という効能にはなっている。

 

入っているステロイドは、
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」
という「アンテドラッグステロイド剤PVA」というものである。

 

「マニューバEX11液成分」

 

 

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「アンテドラッグステロイド」ってどんな医薬品?
ステロイドは非常によく効く抗炎症成分として活用されていますが、かねてから、患部ではより効果が高く、患部以外では作用のおだやかなものが望まれてきました。

そこで開発されたのがプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルなどのアンテドラッグステロイド成分。図のように患部で効果を発揮し、体内に吸収されると分解して、低活性の物質にかわります。このような性質の薬剤を、アンテドラッグといいます。

 

 

 

 

●「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」は比較的安全!


皮膚科で当たり前に使っているこの「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」というステロイドだが、医師が処方する軟膏の濃度は0.3%の軟膏である。

 

いっぽう「虫刺され」用に市販されている「マニューバEX11液」は、約半分の0.15%の濃度である。
よって顔などに使わなければ、安全と思われる。

 

ツルハドラッグ」で容量40mlで税込1,026円と安いのでお得

 

 

実は自分の場合は脚の「筋肉痛」や「腱鞘炎」にも使っている。
「肩こり」「腰痛」「関節痛」にも効くかもしれない?

 

朝・昼・晩と3回ぐらい塗れば「筋肉痛」「腱鞘炎」も和らぐ。
これは効能以外の使い方なので、あくまでも自己責任ということになる。

 

塗り過ぎは副作用の危険もあるので、塗ってから2~3時間様子を見るべし。
皮膚から痛みのある所まで浸透して行くのに時間が必要と思われる。

 

元々「手の指の腱鞘炎(バネ指)」の治療には「ステロイド」注射を炎症部に直接打つ。
結構痛い注射である。
過去に何回か経験しているのでよく知っている。
こういう治療をしないと腱鞘炎は短期ではなかなか治らないのである。

まあステロイドを打ちに医師の元に行くのも良いが、自宅で「マニューバEX11液」を塗ってゆっくり治せるならそれなりに楽勝かと!


自分としては結構効くと思うのだが?
「虫刺され」用だけではもったいない。

 

 

 

 

 

 

■ 比較

ロキソニンSローションa

50gローションで税込 1,665円(非ステロイド)
筋肉痛などの専用薬でやや高く、ステロイドではない。

 

ウナコーワエースL

30mlローションで税込 968円(マニューバEX11と同じステロイド配合)
マニューバEX11と同じ「虫刺され」用、同じ「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」が同じ%入っている。
(40mlに換算すると1,290円ほどになるのでマニューバEX11より少し高い?)