「スギナ」と言えば農家にとっては雑草でしかない。
地下茎で増えるので取っても取っても出てくる厄介もの。
春先に出る「つくし」と同一物である。
「つくし」が終わるころから「スギナ」が旺盛に生えてくるのである。
効能など
『
「スギナ」をお茶にして飲むと、風邪ひき、立ちくらみ、肩こりも解消。
狭心症、糖尿病、肝臓、高血圧など万病に効く。
スギナにはカリウムが豊富に含まれているのでカリウム制限のある方は飲用を避けましょう。
また、微量にニコチンが含まれます。
妊娠中の方、小さなお子様、ニコチン過敏症の方、心臓・腎臓系の疾患のある方は控えましょう。
スギナには、わらびにも含まれているビタミンB1を壊す「チアミナーゼ」という成分を含んでいます。
これを多く摂取すると、チアミン欠乏症に陥る恐れがあります。 また、微量にニコチンも含んでいます。
ただし、スギナ茶として、スギナを摂取する分には危険量に達することはまずないでしょう。
スギナはミネラルの宝庫。
肌の弾力を高め、皮膚の酸化を抑制する珪酸が多く含まれています。
日焼け後のトラブルをやさしくケアし、色白のしっとりしたお肌に整えてくれます。 スギナは、ヨモギやドクダミと並んで、「野草の中のダイヤモンド」というべきすぐれた効能をもっています。
』
自分の健康の元はこの「スギナ茶」のおかげだと思っている。
スギナは耕作放棄地などで6月頃大きくなり大量に出ているのでそれを収穫する。
「雑草駆除という名目」もあり採り放題かと。
放棄地なので農薬などは入らない。
「スギナ」の収穫、水洗い。
適当なサイズに切ってフライパンで炒る。
保存するなら緑色がなくなるまで水分を飛ばす。
下の緑状態だとすぐ飲むのにはいいが、保存にはまだ炒る必要あり。
自分は深い茶こしを使う、熱湯を入れ1、2分。
よく出すなら30分ほど放置、茶こしを上げ、レンジで温め直して飲む。
濃く出ると(スギナの量と時間による)下ぐらいの色が出る。
独特の味わいがある。
自分は6月頃採取しているが、長期に保存するなら保存ビンがいる。
ビンに入れるなら緑色がなくなるまで良く炒って完全乾燥させてから入れる。
焦がしてもダメなので、間を開けて2回炒りがいいと思う。
水分が残っているとビンの中でカビが出る。
下の状態だと、現在12月で6ヵ月が経過したがカビや異常はなくいつもの通り飲める。
来春5月まで大丈夫だろう。
乾燥剤2個も入れてある。
保存ビン(左は前から家にあったもの、右はコメリで購入)
グリーンライフ
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